深夜2時のミナミにて。
胸元のゆるいTシャツを着て酔ったようにふらふら歩く案件に遭遇。
即系だ。
俺も負けずにふらふら歩いて案件の手前で体調が悪そうな感じで壁にもたれかかった。
多少所帯じみた出で立ちだったので母性本能をくすぐる作戦だ。
「大丈夫・・・?」
「大丈夫だいじょ・・・(ガクッ)」
「大丈夫じゃないじゃないでしょ!w」
「せやな、家まであとちょっとなんやけど・・・」
「どこ?」
「そこ・・・ちょっとそこまで肩かりていい?(上目遣い)」
「ええよ」
こうして俺は出会って3分で案件をパレスに連れ込んだ。
ドア前で肩から頭を離したのに、ドアの中まで案件がついてきたのだ。
こいつ、ヤる気だな。
そう確信した俺は、ドアを閉めた瞬間、玄関で有無を言わせずDK。
大人しく舌を絡ませて、アソコを濡らしながらあえいでいる案件のパンツを脱がして
それ以外は着衣のまま玄関でDKしながら即合体。
発射後、軽くキスしてお姫様抱っこでベッドへ移動し、無事2、3回戦を終えた。
なんて楽な案件だろう。
そう思っていたのはここまで。
なんとこの女、さすがに精力もつきてうとうとしかけていた俺に言ったのだ。
「ねぇ、まだ足りひんねやけど」
そこからが恐怖の始まりだった。
フェラってもフェラっても勃たない俺に、
鞄から取り出したバイアグラを飲ませてヤッて、飲ませてヤッて、飲ませてヤッてと、計6回戦。
後から聞いた話によると、この女、シングルマザーらしい。
こうやって愛されてもない男とヤリまくって妊娠して1人なんやなぁと妙に納得した。
どうやら俺がこの女を即ったのではなく、この女に俺が即られていたようだ。
勝ったのに負けた。完敗だ。
交換したラインを即ブロックしたのは言うまでもない。
完